黒川 一虹

飛魚のジャンプ一番瀬戸晴るる  黒川 一虹




思ひきや 手なれし槍を 鍬の柄に かへて荒田を
打ちわびんとは
              良尚(よしひさ)
              (明治開花和歌集)
(おもいきや てなれしやりを くわのえに かえて
 あらたを うちわびんとは)

意味・・思ったか、いや思いもしなかった。手に扱い
    慣れた槍を鍬の柄に持ち替えて荒れた田を耕
    し疲れようとは。

    詞書は帰農。明治の新政府は旧武士に家禄を
    奉還させ、帰農・帰商を勧めた。

作者・・良尚=伝未詳。

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