詠み人知らず


静けくも 岸には波は 寄せけるか これの屋通し
聞きつつ居れば       
                 詠み人知らず

(しずけくも きしにはなみは よせけるか これのや
 とおし ききつつおれば)

意味・・今日はなんと静かに波が岸にうち寄せている
    のだろう。この旅宿の壁越しにじっと耳を澄
    まして聞いていると。

 注・・これの屋=この家屋の意。この部屋。

出典・・万葉集1237。

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