南波 周子


   きりたんぽ食べて十年の赴任かな  南波 周子

季題・きりたんぽ
    
   酒は人を魅する悪魔である。うまい毒薬である。ここちよい罪悪である。

   アウグスティヌス/古代キリスト教の思想家


心あてに 折らばや 折らむ 初霜の 置きまどはせる
白菊の花

           凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)
             (古今集・277、百人一首・29)

(こころあてに おらばやおらん はつしもの おき
 まどわせる しらぎくのはな)

意味・・もし折るのなら、あて推量で折ることにしょうか。
    初霜が置いて、その白さの為に区別もつかず、紛ら
    わしくしている白菊の花を。

    冬の訪れを告げ、身を引き締めるようにさせる初霜
    の厳しさと、白菊の花のすがすがしい清楚な気品が
    詠まれています。

 注・・心あてに=あて推量で。
    置きまどはせる=置いて、分からなくしている。

作者・・凡河内躬恒=生没年未詳。895年頃活躍した人。
     三十六歌仙の一人。古今集の撰者の一人。

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